【麻雀用語】世界一わかりやすい。シャンテン(向聴)数。徹底解説。

シャンテン(向聴)数
この記事を読むと
  • シャンテン(向聴)数についてバッチリわかります!
  • 対局デビューもバッチリです!
  • Mリーグを観るのも今まで以上に楽しくなります!!
目次

さきに結論。

シャンテン(向聴)数とは、「最短でテンパイ(聴牌)になるまでの必要パイ(牌)数」のことをいいます。

」を考えるとわかりやすいですが、シャンテン(向聴)数は最大でも6です(6回パイ(牌)を重ねれば[sc name=”link-tenpai”][/sc])。

イーシャンテン(一向聴)の例:

3ワン3ワン4ワン5ワン5ワン1ピン1ピン1ピン3ソー3ソー4ソー5ソー9ソー

→ここから4ワン6ソーがきて9ソーを捨てればテンパイ(聴牌)

リャンシャンテン(二向聴)の例

3ワン3ワン4ワン5ワン5ワン1ピン1ピン1ピン2ソー3ソー4ソー5ソー9ソー

→たとえば、ここから4ワン2ソー3ソー4ソー5ソーが、6ソー7ソーがきて9ソーを捨てればイーシャンテン(一向聴)

ハイパイ(配牌)時のシャンテン(向聴)数

ハイパイ(配牌)時のシャンテン(向聴)数のパーセンテージは以下のとおりです。

シャンテン(向聴)数呼び方最短でテンパイ(聴牌)になるまでの必要パイ(牌)数ハイパイ(配牌)時のパーセンテージ(小数点2桁で四捨五入)
0テンパイ(聴牌)0.0%
1イーシャンテン(一向聴)あと1枚でテンパイ(聴牌)0.6%
2リャンシャンテン(二向聴)あと2枚でテンパイ(聴牌)7.9%
3サンシャンテン(三向聴)あと3枚でテンパイ(聴牌)32.6%
4スーシャンテン(四向聴)あと4枚でテンパイ(聴牌)41.9%
5ウーシャンテン(五向聴)あと5枚でテンパイ(聴牌)15.7%
6ローシャンテン(六向聴)あと6枚でテンパイ(聴牌)1.3%

ハイパイ(配牌)時の平均シャンテン(向聴)数は、3.6。ほとんどのハイパイ(配牌)はリャンシャンテン(二向聴)〜ウーシャンテン(五向聴)に入ります。

参考記事:卓上でヨシ!麻雀暗記ノート 第27回 牌効率(その11)シャンテン数の数え方

シャンテン(向聴)数の考え方。

シャンテン(向聴)数を数える目的には

  • アガリ(和了)の可能性があるか測る。
  • 対局相手とのシャンテン(向聴)数の差。アガリ(和了)までの距離の差を測る。

の2つがあります。

アガリ(和了)の可能性があるか測る。

フーロ(副露)がない場合、終局までにトンチャ(東家)・ナンチャ(南家)は18順。シャーチャ(西家)・ペーチャ(北家)は17順のツモ(門前清自摸和)があります。

たとえば、トンチャ(東家)が17順目でリャンシャンテン(二向聴)の場合。あと2順でイーシャンテン(一向聴)→テンパイ(聴牌)と持っていくのはかなり厳しいと判断ができます。

シャンテン(向聴)数を減らすことのできる有効パイ(牌)が捨て牌にどれだけあるか。ヤマにどれだけあるか。といった場の状況によってさらに可能性が下がる場合もあります。

アガリ(和了)の可能性が低いのであれば、ターチャ(他家)に振り込みをしない様な打ち方も有力となります。

対局相手とのシャンテン(向聴)数の差。アガリ(和了)までの距離の差を測る。

対局相手がリーチ(立直)を打ってきたり大きな手が出来ていそうな場合には、

いずれかの選択をするのが基本です。

シャンテン(向聴)数が明らかに多い場合

シャンテン(向聴)数が明らかに多い場合には後者。「オリる」のも有力です。この場合スーシャンテン(四向聴)かウーシャンテン(五向聴)などシャンテン(向聴)数を数えるよりは、安全パイ(牌)を探すのに集中したほうが良いでしょう。

シャンテン(向聴)数が少ない場合

シャンテン(向聴)数が少ない場合。自分がテンパイ(聴牌)・アガリ(和了)ににもっていけるかを判断します。

イーシャンテン(一向聴)であれば1つツモ(門前清自摸和)ってくるまでにロン(栄和)パイ(牌)をつかむリスクと現状の自身と他のプレイヤーの持ち点が見合っているのかの判断になります。

そして、リャンシャンテン(二向聴)であれば2つとなるため、リスクはさらに高まります。

この

を判断するときの大きな判断要素のひとつがシャンテン(向聴)数になります。

ふたたび結論。

シャンテン(向聴)数とは、「最短でテンパイ(聴牌)になるまでの必要パイ(牌)数」のことをいいます。

そして、シャンテン(向聴)数を数えることで自身のアガリ(和了)の可能性。ターチャ(他家)のアガリ(和了)の可能性。振り込みとアガリ(和了)のリスクを考えやすくすることができます。

まとめ

今後も「【麻雀用語】世界一わかりやすい。シャンテン(向聴)数。徹底解説。」について、追記していきます。「【麻雀用語】世界一わかりやすい。シャンテン(向聴)数。徹底解説。」について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。

最後まで読んでいただき有難うございました!

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