【プロ雀士インタビュー】千本松紘子(せんぼんまつひろこ)プロ【未来のスター】

この記事を読むと
  • 千本松紘子(せんぼんまつひろこ)プロの知られざるエピソードが読めちゃいます!
  • プロ雀士の日々の研鑽。麻雀にかける想いがわかります!
  • 「麻雀」がいま以上に好きになります!
目次

はじめに

未来のスターに独占インタビュー!【プロ雀士インタビュー】シリーズ。

  • プロ雀士になったきっかけ
  • 日々の練習や努力
  • プロとしての挑戦と成長
  • 試合の準備と戦略
  • 他のプロ雀士との関係
  • 将来の目標と夢
  • ファンへのメッセージ

について、千本松紘子(せんぼんまつひろこ)プロにお話をうかがいました!

名前千本松紘子
読みせんぼんまつひろこ
出身都道府県栃木県佐野市
デビュー年2019年4月(RMU)、2024年4月(麻将連合)
生年月日1983年3月14日
所属組織麻将連合

栃木県佐野市は、「さのまる」と「佐野プレミアムアウトレット」が有名です!

プロ雀士になったきっかけをおしえてください!

麻雀との出会い

こんにちは!麻雀ポータル編集部です。赤坂のμ道場でお話させていただく中、インタビューさせていただける運びとなりました。お受けいただき本当に嬉しいです!本日はよろしくお願いします!

千本松プロ:こちらこそよろしくおねがいいたします!

ーではさっそくですが、千本松プロが麻雀をはじめた頃のお話。きっかけをお聞かせください!

千本松プロ:麻雀を始めたのは22歳の頃です。以前から父は毎年お正月は家にいなかったので、母にその理由を聞いたところ「実家に帰って、4兄弟で徹夜で麻雀している」とのこと。そこから興味を持ちはじめました。「父が寝ないでハマるんなら、さぞ麻雀って面白いんだろうなあ!」と(笑)。

ーお父様は4人兄弟なんですね。麻雀するのに困らない家族構成!

千本松プロ:本当ですよね(笑)。そして、麻雀に興味をもったわたしは今の旦那さんに教えてもらいながら「Nintendo DS」の麻雀格闘倶楽部にはまっていきました!

プロ雀士を目指した理由やきっかけ

ー「麻雀たのしい!」から「プロ雀士になる!」となったきっかけは何だったのでしょうか?

千本松プロ:以前からよく友人と麻雀をしたり、雀荘に遊びに行ったりしていたのですが、「もっとスキルアップしたい!」という思いが強くなって「プロ雀士になる!」と決めました。

千本松プロ:最初にプロ活動をはじめたRMUに入会したのは2019年。丁度Mリーグができて麻雀に対する世の中のイメージが明るくなりつつあった時期で「今がチャンス!」と思ったのも大きかったです。

ーなるほど。そうだったんですね…!千本松プロはRMUを一度退会されてから、麻将連合へ入会されていらっしゃいます。どういう経緯で移籍をされたのでしょうか?

千本松プロ:RMUに入会し5年目に、「第8期ティアラクライマックス」を優勝することができました!ひとつの成果を出せたこともあり、「つぎは一発裏なしルールでも勝てるようになりたい!」と思いRMUを辞め、勉強期間を経て2024年4月に麻将連合のツアー選手になりました。

ーそうだったんですね。RMU麻将連合の大会に出るにあたって、他の新人の方々と違いはありますか?

千本松プロ:移籍ではなく新規入会なのでほんとになにか特別扱いとかはなくほんと新人扱いのスタートです!試験も優遇とかなく一般の方とも一緒に受けました。リーグ戦に慣れているのは他の新規入会の方と差があるかもしれませんが特別あつかいがないところも麻将連合を受けてよかったなあと思いました。

千本松プロ:RMUについても喧嘩別れしたわけではないのでタイトル戦に出ることはまったく不具合はないです!他の麻将連合プロと一緒です(笑)。

日々どんな麻雀の練習をしていますか?

毎日の麻雀ルーティン

ー千本松プロがやられている、麻雀に関するルーティンとしてはどんなものがありますか?

千本松プロ:ネット麻雀は毎日打ってますね。だいたい「龍龍」か「雀魂」をやっています。勝負感を鈍らせないために毎日寝る前にやってから寝てます

ーなるほど…。ルーティンは実戦重視なんですね!

麻雀スキル向上のための具体的な努力や取り組み

ーそのほか、麻雀スキルをアップさせるために意識して取り組まれていることはありますか?

千本松プロ:普段は勉強会に参加して先輩方の思考を学んだり、同志たちと手を開きながら意見交換をするセットをしたり、μ道場でリーグ戦の練習として真剣に打ってます。

ー勉強会とはどんなものか、お教えていただけますでしょうか。

千本松プロ:先輩方が打っているところを後ろで見て一局ごとに手を開く前に「相手がどのターツを持っていそうか」、「ここから何を考えていくか」、「このリーチ(立直)にこの牌を打つか」など話し合ったり、打っていて悩んだ分岐点についてそれぞれの意見を話したりしています!

ーうわっ…。すごい真剣に一打一打検討される…んですね…!

プロ雀士としてのチャレンジ&成長!

これまで一番のチャレンジ

ープロ雀士として活動する中で一番の「チャレンジ」は何でしたか?

千本松プロ:「チャレンジ」はやはり、麻将連合のタイトル戦に出たことです!今年は麻将連合に入会した1年目で「将妃決定戦」に残ることができて目標の途中まで来れたなあとその時は嬉しかったです。決定戦は普段とは違い静かな空間で4人だけが一つの卓を囲んで勝負するというなかなかない異空間で普段通りに打てるかみたいな緊張感があって。

ーなるほど…。千本松プロは、RMU時代に「ティアラクライマックス」を獲得されていますが、その経験とはまた別ものといった感じなのでしょうか?

千本松プロ:私の打ち方は結構トップラス麻雀でハマれば大勝、負ければ大負けという打ち方だったので…。「ティアラクライマックス」のときは、「いい形はリーチ!」に集中してました!古久根先生からは「山対自分だからね!」と言われていたのでそこを意識して打てたのはよかったのかもしれません。ただ「ティアラクライマックス」を獲った時は、全体的に内容はあまりよくありませんでした。

千本松プロ:ですので、やはり今回将妃決定戦に出場して戦った経験は特別なものになりました。

チャレンジを乗り越えたエピソードや気づき

ーやはりタイトル戦は対局場から違いますし、独特の空気がある…んですよね。そこで冷静に打つために心がけられたことについて教えて下さい!

千本松プロ:卓につくときには古久根先生からの言葉「無心と集中」を心がけるようにしてます。

ー「無心と集中」ですか…。くわしく教えて下さい!

千本松プロ:以前リーグ戦で全然勝てなくなってしまったことがあって、古久根先生に相談したところ、「人と麻雀してるでしょ?」と言われはっとしたことがありました。

千本松プロ:負けてる時はフーロ(副露)してる人にパイ(牌)を絞って自分の和了を逃していて。「面前の強さを忘れてたなあ」と気づいてからツモれるリーチ(立直)を意識するようになり徐々に勝てるように好転しました。

千本松プロ:負ける人は自分から打ち方崩して失敗して失点していくと。卓について手牌を見た時に「この手がどうなっていくのか」、「あがれそうなのか、あがれなそうなのか」を考える。「リーチ(立直)が来たらどうしよう」とか「点差がどうだから」とか二次的な事を考えすぎると負けていくので「無心と集中を心がけるといいですよ」と古久根先生にアドバイスをいただきました。

ーそうだったんですね。「無心と集中」いい言葉です…。

対局準備&魅せる意識

公式試合前の対局準備やルーティン

ー千本松プロは、どのような準備をして麻雀の公式試合にいどんでいますか?

千本松プロ:できる限りのシミュレーションを行って頭と体に染み込ませて公式試合に挑んでいます!具体的には、公式試合と同一ルールで打ったり、対戦相手がわかっている場合は放送対局を観て相手を知るようにしてます。

対局中ここを魅てほしいというポイント!

ー特に意識している麻雀の戦略やプレイスタイルはありますか?

千本松プロ:派手なワンピースを着てツモ力が増すようにテンションをあげているのですが、このおかげで「ビリーブミーの精神」自分を信じて対局に望めているんです。これが戦略…ですね!

ーおぉ…っ!ワンピースにはそういった秘密があったんですね。ではプレイスタイルはいかがでしょうか。

千本松プロ:高打点は意識するのであまり軽い仕掛けはしないのがプレイスタイルでしょうか。リーチしてツモる麻雀が私の理想です!

交流&ライバル&仲間!

プロ雀士同士の交流&関係性

ー千本松プロと他のプロ雀士との交流や関係性について教えてください。

千本松プロ:よく交流しているのは同団体の保里瑛子プロと白石幸矢プロですね。保里さんとはよくゲストも一緒に入ってます。私がRMUにいるときからパキラリーグという私設リーグで一緒だったり、年齢も近いので話が合うのでツアーランキング戦の後はよく3人でご飯食べながら反省会してます(笑)

千本松プロ:女流ツアーの紺谷選手とも龍龍一緒にやったり「将妃戦」の時にご飯食べたりしてます。

尊敬するプロ雀士やその理由

ーでは次に尊敬しているプロ雀士はいますか?その理由も教えて下さい!!

千本松プロ:尊敬しているプロ雀士は、古久根英孝先生です。

千本松プロ:RMUの京杜なおプロがやっているSPLASHという雀荘で古久根先生の「麻雀集中講座」というのがあり、そこで手順、手筋、リーチ(立直)判断など教えていただくうちに古久根先生のリーチしてツモる麻雀に魅せられ、「私もこんなかっこいい麻雀を打てるようになりたい!」と思ったのが理由です。

千本松プロ:「麻雀集中講座」には今も参加させていただいております。

目標!夢!

今後の目標や夢についての具体的なビジョン

ー千本松プロの今後の目標や夢を教えて下さい。

千本松プロ:麻将連合に入ったからには認定プロを目指したいですね。そのためにはまずタイトル戦3勝をしなければならないので今回取れなかった将妃を獲って、BIG1カップ、M−1、μカップも優勝できるようにがんばります!

麻将連合所属の選手は、女流ツアー。ツアー選手。認定プロ。と大きく分けて3段階にわけられますが、タイトル戦3勝を目処に認定プロになれる…んですよね?認定プロになるとどういった変化があるのでしょうか?

千本松プロ:認定プロになるとμ2リーグに出れるようになるんです!今出ているツアーランキング戦では1位+3ポイント、2位+1ポイント、3着−1ポイント、4着−3ポイントと完全な着順勝負で素点差は関係ないのですがμ2リーグからは素点も加算されていくのでより差がつきやすくなるのが魅力的ですね!麻将連合では認定プロになって初めてプロ扱いなのでシードがいただけたり、講師をするにも説得力が増すと思います。

麻雀界に対するビジョンや考え

ー千本松プロ自身が、麻雀界全体に対してどのように関わっていきたいか。また、将来麻雀界がどうなっていってほしいか。未来へのビジョンを持っていますか?

千本松プロ:はい。まず、麻雀は子供からお年寄りまで幅広く楽しめるゲームだと思っています。そして、これからもどんどん麻雀はメジャーなゲームになっていくと思います!

千本松プロ:その中で、私としては大会のゲストに呼ばれた際にみんなが笑顔で楽しく対局して「麻雀楽しい!もっとやりたい!」となるきっかけを作れる様にしていきたいと思っています!

ファンへのメッセージ

ーでは最後に。麻雀ポータルは、若い読者も多く見ています。若い読者もふくめたすべてのファンに向けてのメッセージをお願いいたします!

千本松プロ:見た目と名前がインパクトある方なので割とご存知の方は多いかもしれませんが、麻雀の内容でも知ってもらえるようにがんばりますのでこれからも応援よろしくお願いいたします!

千本松プロ:麻将連合の池袋道場や赤坂道場、M−1月例会やμカップなどでお会いできますのでお気軽にお声がけいただけたら嬉しいです!X(旧Twitter)もフォローしていただけたら嬉しいです!ここまでお読みいただきありがとうございました!

ーすばらしいインタビューになりました。ありがとうございました!

千本松プロ:こちらこそありがとうございました!

まとめ

今後も「【プロ雀士インタビュー】千本松紘子(せんぼんまつひろこ)プロ【未来のスター】」について、追記していきます。「【プロ雀士インタビュー】千本松紘子(せんぼんまつひろこ)プロ【未来のスター】」について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。

最後まで読んでいただき有難うございました!

\ 楽しい記事がいっぱい! /

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