【プロ雀士インタビュー】保里瑛子(ほりえいこ)プロ【未来のスター】

この記事を読むと
  • 保里瑛子(ほりえいこ)プロの知られざるエピソードが読めちゃいます!
  • プロ雀士の日々の研鑽。麻雀にかける想いがわかります!
  • 「麻雀」がいま以上に好きになります!
目次

はじめに

未来のスターに独占インタビュー!【プロ雀士インタビュー】シリーズ。

  • プロ雀士になったきっかけ
  • 日々の練習や努力
  • プロとしての挑戦と成長
  • 試合の準備と戦略
  • 他のプロ雀士との関係
  • 将来の目標と夢
  • ファンへのメッセージ

について、保里瑛子(ほりえいこ)プロにお話をうかがいました!

名前保里瑛子
読みほりえいこ
出身都道府県東京都
デビュー年2018年
生年月日19XX年10月20日
所属組織麻将連合

参考記事:麻将連合選手プロフィール

生まれは新宿区歌舞伎町の病院です!!

プロ雀士になったきっかけをおしえてください!

麻雀との出会い

はじめまして!麻雀ポータル編集部です。千本松紘子プロからご紹介いただき、インタビューさせていただける運びとなりました。お受けいただき本当に嬉しいです!本日はよろしくお願いします!

保里プロ:こちらこそよろしくおねがいいたします!

ーではさっそくですが、保里プロが麻雀をはじめた頃のお話。きっかけをお聞かせください!

保里プロ:麻雀をはじめたのは厳密には大学2年の時です。男性が多い学科だったのもあって、友達に「お前も麻雀できると助かるんだけどなー」と言われたのをきっかけに麻雀を覚えました。

保里プロ:当時はなんとなくのヤク(役)とハン数しか知らないレベルで打っていました。あ。初役満がリューイーソー(緑一色)だったのは覚えています!

リューイーソー(緑一色)が初役満というのは珍しいですね…!

保里プロ:友達がたくさん鳴かせてくれたのであがれたんですけどね(笑)。その後2か月くらい麻雀を続けたのですが、そこから10年以上やっていませんでした。

保里プロ:そんな麻雀を忘れかけていたある日。たまたま職場の店長に「これ、面白いんだよね!」と「ジャンナビ」を教えてもらったんです。そして、やってみたら本当に面白くて。たまたま参加した「ジャンナビ」の全国大会で上位に入って、愛知でリアル麻雀をやる権利をいただきました。

ー結構なブランクがあるなか、麻雀の全国大会で上位に入るのってすごい…ですね。

保里プロ:ありがとうございます!「これはチャンスかも。せっかくなので少しリアル麻雀の勉強をしよう…。」とリアル麻雀もやり始めました。2017年の夏~秋ごろですね。

保里プロ:愛知の大会では前原雄大プロとか白鳥翔プロとかASAPINさん(まだ朝倉康心プロが最高位戦日本プロ麻雀協会に入る前)とかいらっしゃいました!当時はその方たちがそんなに有名だとは知りませんでしたけど…今思うと恐ろしい話です(笑)

プロ雀士を目指した理由やきっかけ

ー「ジャンナビ」の全国大会から愛知のリアル麻雀大会参加を経て、「プロ雀士になろう!」と思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

保里プロ:正直にお話しますと、「カラオケ」ですね。

ーえ…?どういうことでしょうか?

保里プロ:まだMリーグが始まる前に、うち(麻将連合)の先輩の小林剛選手と畑慶行選手とカラオケに行った時があったんです。色々歌ったり話したりしているうちに、麻雀プロのカラオケ大会があるということを知って、「私もいつか出てみたいな」と。で、「麻将連合の選手になればカラオケのメンバーに選ばれる可能性がある!」と思ったんです。

ーな…なるほど…。

保里プロ:「動機がカラオケかよ!」って突っ込まれそうですが、当時はそこまで麻雀できなかったし、点数計算もだいぶ怪しかった。でも麻将連合なら裏なしルールしかないから点数計算がしやすい、これなら私も頑張れるかもしれないと思いました。

保里プロ:その後、畑さんが池袋でμ道場の道場長をやっていると知り、そこに通うようになり、μレディースオープンに出てみたり、他の道場にも行ってみました。 2018年夏に、石原真人選手が火曜の銀座道場(今は赤坂道場)のゲストでワンデー大会が行われて、20人ぐらいだったかな、その大会で私が優勝しちゃって。石原さんからも「麻将連合受験してみたら?」と言われて、まずは女流ツアーから頑張ろうって思って試験を受けました。最初は女流ツアー選手でしたが、2021年からツアー選手です。

日々どんな麻雀の練習をしていますか?

毎日の麻雀ルーティン

ー保里プロがやられている、麻雀に関するルーティンとしてはどんなものがありますか?

保里プロ:「天鳳」、「雀魂」、「MJ」、「龍龍」など。ネット麻雀は欠かさずやっています!一番よくやってるのは「天鳳」です。そして、空いた時間にはかならず何かしらの放送対局を見ることも意識しています。

麻雀スキル向上のための具体的な努力や取り組み

ールーティンとは別に意識的に取り組まれていることとしてはどんなことがありますか?

保里プロ:勉強会への参加や、セットで練習です。ツアーランキング戦ルールが打てるフリー雀荘や道場は聞いたことがないので、ツアー選手仲間とのセットでやっています。

プロ雀士としてのチャレンジ&成長!

これまで一番のチャレンジ

ープロ雀士として活動する中で一番の「チャレンジ」は何でしたか?

保里プロ:2021年の「皓王戦(はくおうせん)」です。決勝まで進んだのですが、そこに行くまでにいろんな経験ができました。

保里プロ:「皓王戦(はくおうせん)」は天鳳で準々決勝(ベスト16)まで戦い、準決勝からはリアル麻雀をやるというシステムでした。天鳳で行われたベスト16の対局時に、私より下のポイントだった方が私以外の方からコクシムソウ(国士無双)をアガったんです。

保里プロ:「あれ?それだと数百点私の方が上だよな…」と思いつつ、私の条件計算が違っていたら恥ずかしすぎるので、トータルポイントが出るまではおとなしくしつつ、ドキドキしていました。

ーなんかすごい空気感ですね…。

保里プロ:本当そうですよね(笑)。そして集計後、トータルポイントが出たのですが、私の条件計算が合っていて、準決勝に進むことができました!

ー準決勝への進出条件を間違われた方は痛恨でしたけれど、これも勝負の一部。見事に保里プロ。準決勝進出ですね!

保里プロ:はい。運が味方してくれたな、と思います。おかげで準決勝、決勝とすばらしい経験をつむことができました。そして、決勝が始まる前に、「皓王戦(はくおうせん)」で優勝すると、麻雀最強戦のタイトルホルダー枠に出れるという、とんでもないチャンスがあるということも知りました!

保里プロ:…ですが、優勝したのは、セガサミーフェニックス2024-2025所属の浅井堂岐プロでした。負けはしましたが、タイトル戦の決勝を戦ったことは今後のプロ生活において貴重な経験値になると思っています。

日本プロ麻雀連盟 - 日本プロ麻雀...
第1期皓王戦 決勝レポート - 日本プロ麻雀連盟 第1期皓王戦決勝レポート 延べ599名が参加した第1期皓王戦、6段階の予選を勝ち抜いて決勝に進出したのが浅井堂

チャレンジを乗り越えたエピソードや気づき

ー「皓王戦(はくおうせん)」というチャレンジを通して、苦しかったところや気づきはありましたでしょうか

保里プロ:特に乗り越えたこととかはない…ですね(笑)。ただ、さきほどお話したとおり、タイトル戦の決勝を戦ったことは今後のプロ生活において貴重な経験値になると思っています!

対局準備&魅せる意識

公式試合前の対局準備やルーティン

ー保里プロは、どのような準備をして麻雀の公式試合にいどんでいますか?

保里プロ:大会前日には夜の仕事は入れないようにしています。しっかり休養。睡眠をとって公式試合に臨んでいます。

対局中ここを魅てほしいというポイント!

ー特に意識している麻雀の戦略やプレイスタイルはありますか?

保里プロ:以前は、門前でも副露をしても高打点を目指すスタイルでしたが、現在は柔軟に打つことを心がけています。

交流&ライバル&仲間!

プロ雀士同士の交流&関係性

ー保里プロと他のプロ雀士との交流や関係性について教えてください。

保里プロ:1〜2か月に1回、モノマネカラオケ部を開催しています。主要メンバーは日本プロ麻雀協会の阿賀寿直さんとRMUの石川安牌さんと私です。時々うち(麻将連合)の千本松紘子さんも来ます。モノマネ部でできるモノマネのレパートリーが増えたおかげで、麻雀のゲストではなく、モノマネライブのゲストにも呼ばれました(笑)

保里プロ:また、所属団体を超えた「同い年オフ会」もあります。最高位戦の梅沢恵さんのお家で同い年のプロ雀士が集まって各団体のルールで打ちました。日本プロ麻雀連盟の古本和宏さんや日本プロ麻雀協会で日本オープン連覇した飯田雅貴さんと初回は打ちました。

ーおっ。古本プロはわたしもよく知っています。同い年の交流もあるんですね…!

保里プロ:…年齢がバレちゃいますね(笑)。まだリアルのオフ会でご一緒はできてないですけど、「同い年オフ会」グループLINEにはMリーグ公式実況の小林美沙さんや松嶋桃さんもいらっしゃいます。

尊敬するプロ雀士やその理由

ーでは次に尊敬しているプロ雀士はいますか?その理由も教えて下さい!!

保里プロ:お世話になってる方は多いのですが、尊敬している人となると…。どうなんでしょうか…。正直なところ分かりません。

目標!夢!

今後の目標や夢についての具体的なビジョン

ー保里プロの今後の目標や夢を教えて下さい。

保里プロ:まず直近の目標は、公式戦1勝です。公式戦優勝チャンスはこれまで5回ありましたが、一度も獲れず。そろそろ、優勝したいですね。

保里プロ:中長期の目標は男女混合のタイトル戦を獲ることです!「皓王戦(はくおうせん)」以来、一度も男女混合のタイトル戦については決勝の舞台に立てていないので、まずは決勝卓に残りたいです。

保里プロ:そして夢は自分のマージャン教室を持つことと、今、占い師になるための準備をしているので、占いと麻雀を融合した活動をすることです。

麻雀界に対するビジョンや考え

ー保里プロ自身が、麻雀界全体に対してどのように関わっていきたいか。また、将来麻雀界がどうなっていってほしいか。未来へのビジョンを持っていますか?

保里プロ:私が本格的に始めた2017年後半よりも、色んな世代で男女関係なく麻雀好きな方が増えたなという印象で、最近だとユニフォームを着てチームの応援をする方も増えましたよね。Mリーグも、野球とかサッカーのように、もっと万人に愛される競技になってほしいと思っています!

保里プロ:私が麻雀界でどのように関わりたいかというと、まずはもっと麻雀を講師として広めていきたいです。現在講師歴3年弱、健康麻将協会の認定レッスンプロでもありますし、すでにのべ200人くらいの生徒さんを見てきました。これからも新しい生徒さんと出会うと思いますし、今来てくださってる生徒さんが長く続けていただけるよう、活動していきます。

保里プロ:もうひとつは、占い師として麻雀と関わっていきたいです。今はタロット占いの勉強をメインにしていますが、今後は自分自身でも麻雀の占い(麻雀牌占いなど)を提唱して、麻雀と占いの融合ができたらと考えております。

ファンへのメッセージ

ーでは最後に。麻雀ポータルは、若い読者も多く見ています。若い読者もふくめたすべてのファンに向けてのメッセージをお願いいたします!

保里プロ:いつも応援してくださり、ありがとうございます!2025年はおそらくプロ雀士兼占い師 になっていると思われますが、麻雀も占いも日々勉強だと思うので、コツコツ頑張ります!

保里プロ:私は、普通とはちょっと違った麻雀プロになりたいと思いながら活動しています。麻雀プロって、これからどんどん増えていくと思います。麻雀の大会に出て、リーグ戦に出て…それがダメというわけではないけど、付加価値を持ったプロ雀士でいたいです。

保里プロ:私の場合、それがモノマネだったり、占いなのかなという気がします。付加価値を持ちつつ、μ道場の道場長や、麻将連合の大会の運営も積極的に行い、時には実況もやったりして、麻将連合の選手として団体の行事にも積極的に関わっていきます。団体がどんどん発展するよう、私自身も色々と精進していきたいと思います!

ーすばらしいインタビューになりました。ありがとうございました!

保里プロ:こちらこそありがとうございました!

まとめ

今後も「【プロ雀士インタビュー】保里瑛子(ほりえいこ)プロ【未来のスター】」について、追記していきます。「【プロ雀士インタビュー】保里瑛子(ほりえいこ)プロ【未来のスター】」について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。

最後まで読んでいただき有難うございました!

\ 楽しい記事がいっぱい! /

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