【プロ雀士インタビュー】真崎莞輔(まさきかんすけ)プロ【未来のヒーロー】

この記事を読むと
  • 真崎莞輔(まさきかんすけ)プロの知られざるエピソードが読めちゃいます!
  • プロ雀士の日々の研鑽。麻雀にかける想いがわかります!
  • 「麻雀」がいま以上に好きになります!
目次

はじめに

未来のスターに独占インタビュー!【プロ雀士インタビュー】シリーズ。

  • プロ雀士になったきっかけ
  • 日々の練習や努力
  • プロとしての挑戦と成長
  • 試合の準備と戦略
  • 他のプロ雀士との関係
  • 将来の目標と夢
  • ファンへのメッセージ

について、真崎莞輔(まさきかんすけ)プロにお話をうかがいました!

名前真崎莞輔
読みまさきかんすけ
出身都道府県神奈川県横須賀市
デビュー年2024年4月
生年月日1980年11月12日
所属組織RMU

参考記事:RMU
参考記事:note

父が転勤族だったので、地元は一番長く住んでいる埼玉県所沢市です。
1980年11月12日は、なんかの誕生日占いでは「セクシーなカリスマ」だそうです(笑)

※ 本インタビューはベルバード新橋店で行わせていただきました!
 いつもありがとうございます!

※ また記事中、「ノダカネダ写真館」 様のご厚意でお写真使わせていただいております!野田さん、金田さんありがとうございます!

プロ雀士になったきっかけをおしえてください!

麻雀との出会い

はじめまして!麻雀ポータル編集部です。吉田展貴プロからご紹介いただき、インタビューさせていただける運びとなりました。お受けいただき本当に嬉しいです!本日はよろしくお願いします!

真崎プロ:こちらこそよろしくおねがいいたします!

ーさっそくですが、真崎プロが麻雀をはじめた頃のお話。きっかけをお聞かせください!

真崎プロ:麻雀を始めたのは意外と遅くて高校1年生の夏頃でした。先輩のご家族にキャンプに連れて行ってもらったんですが、夜から大雨になって慌ててテントを畳んで先輩のお宅へ泊まらせてもらい、そこで一晩麻雀を教えてもらいました。それから今にいたるまでどハマりしています。

ー大雨が縁で麻雀をはじめられたんですね。なにがきっかけで人生変わるかほんとうに分からないです…!

プロ雀士を目指した理由やきっかけ

ー高校1年生の夏頃に麻雀を覚えられてからプロになるまでにどの様なことがあったのでしょうか?

真崎プロ:20歳頃に池袋のウェルカム(現在はマーチャオ)で働いていて、プロの方やその後にプロになって活躍されている方と関わる機会があったのですが、その頃はお店で働くのが楽しくてプロになることは考えていませんでした。その後体を壊して雀荘を離れてからは、元々やりたかった教育の仕事に就き、麻雀はウェルカム時代の仲間と月一の定例会や時々お店に遊びに行くくらいの頻度になっていました。

真崎プロ:仕事もある程度結果が出て、それなりに自分のやりたいことが自由にできるようになってきましたが、40歳を過ぎたあたりから、「人生の折り返し地点だけど残りの半生何かしたいことないかなぁ」と考えることが多くなり、好きな麻雀を突き詰めてみるか!とプロを目指すことにしました。

真崎プロ:一番知り合いの多かった日本プロ麻雀連盟は年齢制限で受けられなかったので、他団体で・・となった時に、RMUの成績管理が「自分の半生の記録が残る」と言う点でとても魅力的で、受験を決めました。

日々どんな麻雀の練習をしていますか?

毎日の麻雀ルーティン

ー真崎プロがやられている、麻雀に関するルーティンとしてはどんなものがありますか?

真崎プロ:毎日のルーティン・・には中々できていないんですが、仕事や育児で中々打てる機会は多くないので、放送対局を見ながら

  • 自分だったら何を打つか
  • 河を見てどんな情報が拾えるか
  • (合っているかは分かりませんが)その人が打った一打の意図を考えてみる

など、どちらかと言うとイメージトレーニング的な事が今は多いです。

麻雀スキル向上のための具体的な努力や取り組み

ー勉強会への参加はされていらっしゃいますか?

真崎プロ:はい。飛翔位戦の決勝に残れたことから、谷井さんや楢原和人さんの勉強会にお声かけいただけるようになり、可能な限り参加してお二人をはじめ、参加される方の思考を聞いて勉強させてもらっています。

プロ雀士としてのチャレンジ&成長!

これまで一番のチャレンジ

ープロ雀士として活動する中で一番の「チャレンジ」は何でしたか?

真崎プロ:一番の挑戦は、RMUアワードへの挑戦です。 最初は意識していなかったのですが、半期を終えたあたりから

  • 1着数
  • 平均着順
  • 総得失点

を気にするようになりました。 錚々たるメンツが上位にいる中で、そこそこ戦えるところまで成績が残せていたので、「一つはアワードを勝ち取りたい!」と「チャレンジ」しました。

チャレンジを乗り越えたエピソードや気づき

ー今回表彰されたのは真崎プロのほか、小川光プロ、茶木康志プロ、尾形明人プロと超有望な方々です。RMUアワードを受賞するにあたって、どんなハードルがありましたか?

真崎プロ:年末には平均着順がかなり厳しくなっていたのですが、「1着数は残りの対局のトップ率が5割を超えてくれば可能性あるな」とか、「総得失点は自分がプラス積めば抜かせそうだな」と、対局が終わるたびに成績と睨めっこして次回の対局の目標設定をしていった結果、リーグ戦後の特昇リーグでポイントを稼ぐ事ができて総得失点のアワードを獲得する事ができました!

ーなるほど…。対局ごとに目標設定をされていたんですね。勉強になります…。

真崎プロ:ありがとうございます。特昇リーグも最終日まで行ければ、今回茶木康志プロが獲得した「1着数」にもチャレンジできたのですがそこまでは届かずでした(笑)

対局準備&魅せる意識

公式試合前の対局準備やルーティン

ー真崎プロは、どのような準備をして麻雀の公式試合にいどんでいますか?

真崎プロ:リーグ戦もタイトル戦も常に勝つつもりで挑戦しています。 対局に出る以上、相手がどれだけ強い方々でも勝つつもりで打つ。これが昨年度の結果に繋がったと思っています。

真崎プロ:当たり前かもしれませんが、個人的には結構大事な事だと考えています。昨年度、一番気持ちで負けてはいけなかった初のタイトル戦決勝。RMUの飛翔位戦決勝で、「気持ちで負けない」が貫き通せず後悔の打牌があって優勝できずだったので、今はよりこの気持ちが強くなっています。

真崎プロ:あの一戦から学んだことや得たものも大きくてその後の成長を加速させてもらっています。 今はあの時より強いです!

対局中ここを魅てほしいというポイント!

ー特に意識している麻雀の戦略やプレイスタイルはありますか?

真崎プロ:今のプレイスタイルは高打点狙いの手組みが多いです。 現在、バランス調整中というか、どうしたらより進化できるか模索中です。 ギリギリまで粘って押し切れる力を身につけたいと思っていますので、読みの精度が今一番の課題です。  

交流&ライバル&仲間!

プロ雀士同士の交流&関係性

ー真崎プロと他のプロ雀士との交流や関係性について教えてください。

真崎プロ:同期の仲間は仲が良いですね。金本くんや小林さなさんなど、X(旧Twitter)で良く目にする方もいますが、同じくらいの世代の仲間もいて、これもRMUの良いところだなと思っています。

真崎プロ:また、今回インタビュー記事のきっかけとなってくださった吉田展貴さんはいつも気さくに話をしてくださってて、楢原和人さんや中西龍さんとも仲良くさせていただいてます。

真崎プロ:他団体だと、日本プロ麻雀連盟最高位戦日本プロ麻雀協会にはウェルカム時代からの知り合いがいたり、日本プロ麻雀協会にはプロ試験をきっかけに仲良くなった蜂屋さんなどがいらっしゃいます。

尊敬するプロ雀士やその理由

ーでは次に尊敬しているプロ雀士はいますか?その理由も教えて下さい!!

真崎プロ:尊敬するプロ雀士は日本プロ麻雀連盟の石立さんと西川さんです。 石立さんはMトーナメントで初めて拝見したんですが、一打一打に魂乗ってる感じがとても好きです。

真崎プロ:もちろん、クールにポーカーフェイスで・・というのもカッコいいと思うのですが、私は麻雀にドラマというか物語が欲しいと思っています。感情が出る事がゲーム的に有利不利があるのは重々承知していますが、私の目から見て「プロとして魅力的な姿」だと思っています。

ー魅せるのもプロ…なんですね。

真崎プロ:はい。また、西川さんは「負けた時に心が洗われる」というコメントに人間としての次元の高さが表れていて、自分もいつかあの域に達したいと憧れています。あれだけ強くて人として素晴らしい西川さんが鳳凰位を獲るのを楽しみにしています。  

目標!夢!

今後の目標や夢についての具体的なビジョン

ー真崎プロの今後の目標や夢を教えて下さい。

真崎プロ:今後の目標は「まず一つタイトルを獲る」事です。 今年も出られるタイトル戦は団体内、他団体含め積極的に参加していきたいと思います。

真崎プロ:その先には、RMUにいる以上、死ぬまでに令昭位を獲りたいです。 今はおっさんの戯言、寝言は寝て言えレベルなので一つ一つリーグを勝ち上がって、5年後には「まぁ夢見てもいいかな」というところまで登っていくことを目標にしています。

麻雀界に対するビジョンや考え

ー真崎プロ自身が、麻雀界全体に対してどのように関わっていきたいか。また、将来麻雀界がどうなっていってほしいか。未来へのビジョンを持っていますか?

真崎プロ:麻雀界全体には、子どもたちがもっと麻雀に触れやすい環境整備ができたら良いなぁと思っています。 Mリーグやアプリなどのゲームを通じて、競技としての麻雀が主流になってくれば、子どもたちに触れさせても良いものとしての認識が広がってくれるのではと期待しています。本業が学習塾なので、教えることにも興味があります。 そういう意味では、高校生の大会が100校を超える参加が決まったのはとても良い流れだと思って見ています。  

ファンへのメッセージ

ーでは最後に。麻雀ポータルは、若い読者も多く見ています。若い読者もふくめたすべてのファンに向けてのメッセージをお願いいたします!

真崎プロ:いつも応援ありがとうございます! 若い方へは、やりたいことはできるだけ早くやりましょう!と言うことに尽きます(笑)

真崎プロ:自分自身、今とてもプロ活動が楽しいのですが、プロ活動はとにかく時間を味方につける事が大事だと言うことも痛感しています。今はVPLもあるので色々な選択肢があってとても良い環境だと思いますから、少しでも「プロってどうなのなぁ」と思う方がいたらぜひチャレンジして欲しいと思います。

真崎プロ:私のプロとしての活動は対局のみなので、少しでも多くの放送対局に出て魅力ある打牌選択や展開を作れるように精進します!

ーすばらしいインタビューになりました。ありがとうございました!

真崎プロ:こちらこそありがとうございました!

まとめ

今後も「【プロ雀士インタビュー】真崎莞輔(まさきかんすけ)プロ【未来のスター】」について、追記していきます。【プロ雀士インタビュー】真崎莞輔(まさきかんすけ)プロ【未来のスター】」について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。

最後まで読んでいただき有難うございました!

\ 楽しい記事がいっぱい! /

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