【プロ雀士インタビュー】吉田展貴(よしだのぶたか)プロ【未来のスター】

この記事を読むと
  • 吉田展貴(よしだのぶたか)プロの知られざるエピソードが読めちゃいます!
  • プロ雀士の日々の研鑽。麻雀にかける想いがわかります!
  • 「麻雀」がいま以上に好きになります!
目次

はじめに

未来のスターに独占インタビュー!【プロ雀士インタビュー】シリーズ。

  • プロ雀士になったきっかけ
  • 日々の練習や努力
  • プロとしての挑戦と成長
  • 試合の準備と戦略
  • 他のプロ雀士との関係
  • 将来の目標と夢
  • ファンへのメッセージ

について、吉田展貴(よしだのぶたか)プロにお話をうかがいました!

名前吉田展貴
読みよしだのぶたか
出身都道府県千葉県松戸市
デビュー年2022年4月
生年月日1971年12月27日
所属組織RMU

参考記事:RMU

今年(2025年)の4月からプロ4年目になります。

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※ 今回の取材もまーすた下北沢さんで行わせていただきました。いつもお世話になっております!ありがとうございます。

プロ雀士になったきっかけをおしえてください!

麻雀との出会い

こんにちは!麻雀ポータル編集部です。RMYouth ではいつもお世話になっております。インタビューお受けいただき本当に嬉しいです!本日はよろしくお願いします!

吉田プロ:こちらこそよろしくおねがいいたします!

ーではさっそくですが、吉田プロが麻雀をはじめた頃のお話。きっかけをお聞かせください!

吉田プロ:麻雀をはじめたのは15歳、高校1年生の時です。 友達に誘われてトランプみたいな紙の麻雀で覚えました。 負けず嫌いなのもあり、とにかく勝ちたくて麻雀牌を購入して自宅で徹夜でひとり4人麻雀をよくしていました。

吉田プロ:大学生になって更に麻雀が楽しくなり毎日のように打ってました。 競技麻雀の経験はRMUに入会するまで全くなかったのですが、いわゆるフリー麻雀を何十年もやっていて、恐らく生涯で打った半荘数は大抵の人より多いと思います。

プロ雀士を目指した理由やきっかけ

ー15歳で麻雀をはじめてから、2022年RMU入会されるまで結構期間があいています。吉田プロの中で「プロになる」と決断した理由はなんだったのでしょうか?

吉田プロ:15年ほど前に人形町の雀荘の大会で井出洋介プロと決勝で同卓し優勝したことがありました。ただ、その時の井出洋介プロの静かな威圧感のある麻雀に痺れた記憶。そして堂々とした井出洋介プロの姿がずっと心の中に残ったんです。「いつか自分もこんな打ち手になりたい」と密かに思い続けていました。

吉田プロ:その火が10年近く消える事がなく、50歳を迎えた時に「体力的にも最後のチャンス」だと思いプロになる決意をしました。

ーなんか熱いですね・・・!これも青春ですね。

吉田プロ:ありがとうございます。この間、雀荘の小さな大会などで何度も優勝できた経験も「自分がプロになったらどれだけ通用するのか挑戦してみたい」という思いも後押しになりました。

日々どんな麻雀の練習をしていますか?

毎日の麻雀ルーティン

ー吉田プロがやられている、麻雀に関するルーティンとしてはどんなものがありますか?

吉田プロ:実戦での麻雀の引き出しを増やすために、毎日書籍や動画や記事などで座学をしています。 そのうえで、年に300日以上麻雀を打って、座学で得た麻雀の引き出しを実践し、整理して取捨選択をしています。

麻雀スキル向上のための具体的な努力や取り組み

ー麻雀に関するルーティン以外で意識して取り組んでいることはどんなことでしょうか?

吉田プロ:脳の機能を上げるために毎日瞑想をしています。また、体力の衰えを防ぐために体幹トレーニングや筋トレも日課にしています。

吉田プロ:家にベンチやバーベルなどのトレーニング器具はほぼ全てあるのですが、そろそろ本格的にジム通いを復帰しようと思っています。

ー心身ともに鍛え上げていらっしゃるんですね!

吉田プロ:はい。やるからには誰よりも強くなりたいという気持ちは常に持っています。 50歳からプロになるなんて遅過ぎると思われる方も多いと思いますが、年齢はタダの数字に過ぎない事、何かを始めるのに遅過ぎる事はないと言う事、挑戦する事は素晴らしいと言う事を証明したいとも思ってます。

プロ雀士としてのチャレンジ&成長!

これまで一番のチャレンジ

ープロ雀士として活動する中で一番の「チャレンジ」は何でしたか?

吉田プロ:やはり一番の挑戦はプロになる事でした。 団体によっては年齢制限もあり、50歳の自分はどの団体を受けても入会させてもらえないのではないかと思いました。また入会出来たとしても年齢差から団体の輪に溶け込めないのではと不安にもなりました。

吉田プロ:しかしやらないで死ぬ時に後悔するよりも、やって後悔する方が遥かにマシだと思いRMUのプロ試験に応募しました。この決断がやはり一番の「チャレンジ」です。

チャレンジを乗り越えたエピソードや気づき

ーすでに結果は出ているかと思いますが、その「チャレンジ」の結果はいかがだったでしょうか(笑)

吉田プロ:そうですね(笑)。いざRMUに入会してみると、「年齢差から団体の輪に溶け込めないのでは」などと思っていた事は杞憂に終わりました。

吉田プロ:同期はもちろん、先輩方も1年目からとても気さくに話しかけてくれて、RMUに入会して本当に良かったと心から思いました。 自分の入会を許可していただいたRMUにはとても感謝しています。

対局準備&魅せる意識

公式試合前の対局準備やルーティン

ー吉田プロは、どのような準備をして麻雀の公式試合にいどんでいますか?

吉田プロ:大会前は麻雀は一夜漬けで強くなるものではないので、とにかく体調面に気をつけています。

吉田プロ:前日はよく食べてよく寝る事を心がけています。 睡眠は特に重要で、8時間は寝るように心がけています。 寝る事は得意で普段から8時間は寝てるので、ただ夜更かししないようにすると言う事ですかね。

吉田プロ:あと当日には腕と肩の筋肉痛になるべくならないようにしています。 それによって牌をこぼしてしまうかもしれないですからね。

ーなるほど。さきほど「筋トレも日課」とのお話がありましたが、公式試合前には筋肉痛を残さない様にするのも大事ということですね。

対局中ここを魅てほしいというポイント!

ー特に意識している麻雀の戦略やプレイスタイルはありますか?

吉田プロ:特に意識しているのは、卓に着いたら自信を持って打つように心がけています。 麻雀中に自分がミスをしたと思う時も多々あるのですが、気にしないようにしています。

吉田プロ:そのミスによって更にミスしてしまう可能性があるので、仕方なかったと割り切って次の局に進んでいます。 …本当は全然仕方ないミスじゃないんですけど(笑)。

吉田プロ:反省は対局が終わった後にするべきと思ってます。対局中は「自分が打った牌が全て正解」位の傲慢な気持ちでいいとさえ思っています。

吉田プロ:あと、自分は迷ったら必ず弱気の選択をしてしまうので、ちょっと強気な位の選択の方が良い結果になると思います。 性格だと思うんですけど、天文学的な確率の不幸が起こるんじゃないかと常に思ってしまうんですよ。 過去に捨て牌の上段でコクシムソウ(国士無双)を放銃した事が20回位あるので、何点持ってても気を抜けないと思ってしまいます。

ーなるほど…。強気な選択を意識することで性格的に選んでしまいそうな選択とバランスを取っていくんですね…。勉強になります。

交流&ライバル&仲間!

プロ雀士同士の交流&関係性

ー吉田プロと他のプロ雀士との交流や関係性について教えてください。

吉田プロ:RMUでは入会以来多くの方にお世話になっています。 同期はもちろん、辻直樹プロ、中西龍プロ、松本聡プロ、米田泰崇プロ、吉岡義記プロなどは自分は勝手に仲良しだと思っています。 他にも多数の先輩方、後輩に良くしていただいて感謝しています。

吉田プロ: 最高位戦日本プロ麻雀協会の海老沢稔プロはプロになる前から仲良しです。

尊敬するプロ雀士やその理由

ーでは次に尊敬しているプロ雀士はいますか?その理由も教えて下さい!!

吉田プロ:RMUの谷井茂文プロを尊敬しています。 あれだけ強くて実績も残されてるのに、とても謙虚な方で会う人全てに優しく丁寧にユーモアを交えて接している所を特に尊敬しています。 初めて同卓した時からファンになりました。

目標!夢!

今後の目標や夢についての具体的なビジョン

ー吉田プロの今後の目標や夢を教えて下さい。

吉田プロ:何年かかるか分かりませんが、いつかはA1リーガーになりたいですね。 そしてタイトルも取りたいです。特に去年ベスト8まで進んだ自団体の最高峰タイトルの「RMUクラウン」はわたしにとって「忘れ物」なので、その「忘れ物」を取りにいきたいと思っています。

麻雀界に対するビジョンや考え

ー吉田プロ自身が、麻雀界全体に対してどのように関わっていきたいか。また、将来麻雀界がどうなっていってほしいか。未来へのビジョンを持っていますか?

吉田プロ:Mリーグなどによって認知されてきた麻雀の面白さ、奥深さをもっともっと広めて、将棋や囲碁のような国民的頭脳ゲームとしての地位を確立していけたらと思ってます。

ファンへのメッセージ

ーでは最後に。麻雀ポータルは、若い読者も多く見ています。若い読者もふくめたすべてのファンに向けてのメッセージをお願いいたします!

吉田プロ:麻雀は観るのも面白いですが、やるのは更に面白いと思いますので、是非より多くの方に遊戯して欲しいと思います。 そして麻雀は理不尽な事がよく起きるゲームで、打つのが辛い時もあると思いますが、どんな時も楽しむ事を忘れずに長く続けて欲しいなと思います。

吉田プロ:まだまだ何の実績もない自分ですが、単純な性格なので応援して頂けるととてもテンションが上がり嬉しいです。 同卓した時は気軽に声をかけて欲しいです。 よろしくお願いします。 若さは可能性の塊だと思うので色んな事に挑戦して欲しいと思います。 不定期ですが、同期の松尾プロ、新谷耕平プロ、そして菅原拓也プロ主催の競技麻雀教室のRMyouthをよろしくお願いします。

ーすばらしいインタビューになりました。ありがとうございました!

吉田プロ:こちらこそありがとうございました!

まとめ

今後も「【プロ雀士インタビュー】吉田展貴(よしだのぶたか)プロ【未来のスター】」について、追記していきます。【プロ雀士インタビュー】吉田展貴(よしだのぶたか)プロ【未来のスター】」について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。

最後まで読んでいただき有難うございました!

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