【プロ雀士インタビュー】小出智大(こいでともひろ)プロ【未来のスター】

この記事を読むと
  • 小出智大(こいでともひろ)プロの知られざるエピソードが読めちゃいます!
  • プロ雀士の日々の研鑽。麻雀にかける想いがわかります!
  • 「麻雀」がいま以上に好きになります!
目次

はじめに

未来のスターに独占インタビュー!【プロ雀士インタビュー】シリーズ。

  • プロ雀士になったきっかけ
  • 日々の練習や努力
  • プロとしての挑戦と成長
  • 試合の準備と戦略
  • 他のプロ雀士との関係
  • 将来の目標と夢
  • ファンへのメッセージ

について、小出智大(こいでともひろ)プロにお話をうかがいました!

名前小出智大
読みこいでともひろ
出身都道府県愛知県一宮市
デビュー年2022年11月
生年月日1998年11月18日
所属組織麻将連合

母親の実家が愛知県にあって、里帰り出産をした関係で愛知県出身です。ただ、愛知県の記憶は全くありませんw 産まれてから実家を出るまで東京都の練馬区で育ちました。

参考記事:麻将連合選手プロフィール

プロ雀士になったきっかけをおしえてください!

麻雀との出会い

こんにちは!麻雀ポータル編集部です。堤文聡プロからご紹介いただき、インタビューさせていただける運びとなりました。お受けいただき本当に嬉しいです!本日はよろしくお願いします!

小出プロ:以前ベルバード新橋店にも来ていただきましたよね!こちらこそ本日はよろしくおねがいいたします!

ーではさっそくですが、小出プロが麻雀をはじめた頃のお話。きっかけをお聞かせください!

小出プロ:麻雀を始めたのは大学2年生の時です。 アルバイトの先輩にネット麻雀やらない? と誘われたのがきっかけでした。…実は1番最初の半荘のことはめちゃめちゃ覚えているんです。

ーおっ。ビギナーズラック的な感じで超大物手をあがったのでしょうか?

小出プロ:いえ、逆なんです(笑)「 東南西で横並びの1セットできるんだな〜(できません)」だったり「出たボタンとりあえず全部押してみよう!」くらいのトンデモ知識でデビューした当時の僕は、上家が白中を鳴いている意味。危険度なんて分からない訳ですよ。

ーなる…ほど(笑)すこしオチが見えてきました。

小出プロ:そこへ僕が無邪気に切る発。次の瞬間「ロン(栄和)」の声とともにに降り注ぐ雷。終わる半荘。 何がなんだか分からない僕。先輩から「あれはね…」と説明してもらい、僕の麻雀人生は始まったんです。

ー役満放銃でトビ終了…。それは…たしかに一生忘れられないデビュー戦になりましたね(笑)。

プロ雀士を目指した理由やきっかけ

ーそんな衝撃的(?)なデビューを経てプロ雀士になろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

小出プロ:ちょっと複雑な話ですが、ひとことで言えば「木村和幸プロ」です。

ーなるほど。…ではふたことで言えばいかがでしょうか?

小出プロ:(笑)。「薫風」という健康麻雀店の山崎さんから聞いた「木村和幸プロ」の伝説的な話がきっかけです。

ーおぉっ。どんな伝説的な話を聞かれたのでしょうか?

小出プロ:最初に、山崎さんから 「2345568の聴牌、次に何が来たら嬉しい?」 という牌姿のクイズを出されました。僕が「1番嬉しいのが5、次に8も嬉しい形ですね!」と言うと、山崎さんは「正解」。続けて、 「昔。木村和幸って男がいてさ。この形の聴牌、盲牌の時点で8が分かったんだろうね。盲牌の時点でリーチ発声。当たり前のように一発でツモってラス抜けしたんだよ。」 と。

ーおぉ…っ。聞いているだけで「木村和幸プロ」のカッコいい姿がイメージできますね。

小出プロ:そうなんです!カッコいいですよね!!で、その話に出てきた「木村和幸プロと一緒に打ちたい」という気持ちを押さえきれずμ道場に通うようになり。そこからμのルール、選手が好きになり麻将連合へ入会しました。

日々どんな麻雀の練習をしていますか?

毎日の麻雀ルーティン

ー小出プロがやられている、麻雀に関するルーティンとしてはどんなものがありますか?

小出プロ:特に決めたルーティンはありませんが、Kindle Unlimitedに加入していると麻雀戦術本がたくさん読めます。これでインプットをしてリアル麻雀でアウトプットする。日々これを繰り返しています。

麻雀スキル向上のための具体的な努力や取り組み

 ー麻雀のスキルを向上させるために、どのような努力をされていますか?

小出プロ:自分自身で使える時間が少ない時でも、μ道場で打ったり隙間時間でネット麻雀をしたりと。1半荘でも多く麻雀を打つ様に心がけています。

プロ雀士としてのチャレンジ&成長!

これまで一番のチャレンジ

ープロ雀士として活動する中で一番の「チャレンジ」は何でしたか?

小出プロ:今年のRMUクラウンが一番の挑戦でした!

RMUクラウンは、プロだけで400人超、アマチュアの方も入れると500人以上が参加する大会ですよね。

小出プロ:はい。何度も死線をくぐり抜け、トーナメントを5回勝ち抜き、ベスト8まで進出しました!プロとして初めて「成果を出した」と実感した大会になりました。

チャレンジを乗り越えたエピソードや気づき

ー死線を何度もくぐり抜けるために必要なものはなんだったのでしょうか?

小出プロ:チートイツ(七対子)…ですね(笑)。大事な局面でチートイツ(七対子)ドラドラが実ったことが勝ち残れた要因だったと思います。なので今年のRMUクラウンはチートイツ(七対子)とともに乗り越えたと思っています。

ーメンタル的な回答かとちょっと思っていたのですが、意外でした(笑)。チートイツ(七対子)の使い手としてレベルアップした部分もあった、と。

小出プロ:おっしゃる通りです!…まあ、ベスト8の3回戦目に齋藤豪プロへチートイツ(七対子)ドラドラを打ち込んで終戦してしまったので、トドメを刺されたのもチートイツ(七対子)ではあったのですが…

対局準備&魅せる意識

公式試合前の対局準備やルーティン

ー小出プロは、どのような準備をして麻雀の公式試合にいどんでいますか?

小出プロ:局前の決めているルーティンは特にありません。 ただ、1つだけやっていることがあって、どの対局でも麻将連合の「μマーク」が入ったネクタイをして打つことに決めています。 他団体の方もいる対局だと麻将連合の人間だと分かってもらいやすいですし、自分自身も身が引き締まる思いがして、「さあやるぞ!」という気持ちになれるのでそうしています。

対局中ここを魅てほしいというポイント!

ー特に意識している麻雀の戦略やプレイスタイルはありますか?

小出プロ:リーチ(立直)を主体にして戦うスタイルだと思っています。相手の手を読むのが得意では無いので、「自分の手を目一杯に仕上げてぶつける」のが僕が今できる精一杯の麻雀です。

小出プロ:あとは、自分が「面白いな」と思った選択を選ぶ様にしています。せっかくこんなに面白いゲームをしているんですから心から楽しんで麻雀を打ちたいですからね。

交流&ライバル&仲間!

プロ雀士同士の交流&関係性

ー小出プロと他のプロ雀士との交流や関係性について教えてください。

小出プロ:よく交流しているのはやはり麻将連合瀧野翔平プロと堤文聡プロですね。

ー3人とも麻将連合2022年デビューですものね。

小出プロ:はい。厳密に言えば堤文聡プロが唯一の同期です。干支も一緒ですね!…干支は一緒です…。

小出プロ:そして、瀧野翔平プロは半期先輩。僕も含めて2022年に入会した3人で「同期トリオ」と言われています!!!

小出プロ:それ以外にも麻将連合の選手の皆さんには良くしてもらっていています。認定プロ主催の勉強会に参加させて頂いたり、リーグ戦終わりに勉強会をしていただいたりします。

小出プロ:職場のベルバードには日本プロ麻雀連盟の選手が多いです。特に別府要プロとつばきりょうプロとは日々切磋琢磨して互いに高め合いながら仕事をしています。

尊敬するプロ雀士やその理由

ーでは次に尊敬しているプロ雀士はいますか?その理由も教えて下さい!!

小出プロ:麻将連合に興味を持った理由の木村和幸プロです。…尊敬?憧れ?色んな感情が入り交じってとても崇高な存在な感じです。 先日リーグ戦終わりの飲み会に連れて行って頂いた時は本当に嬉しかったです!

目標!夢!

今後の目標や夢についての具体的なビジョン

ー小出プロの今後の目標や夢を教えて下さい。

小出プロ:麻将連合の対局にできる限り参加し、タイトルを取って認定プロとなるのが目標です。何年何十年かかるか分からない険しい道のりですが「必ずなるぞ!」と思って日々努力しています。

麻雀界に対するビジョンや考え

ー小出プロ自身が、麻雀界全体に対してどのように関わっていきたいか。また、将来麻雀界がどうなっていってほしいか。未来へのビジョンを持っていますか?

小出プロ:ベルバードで働いていることもあって初心者の方と接する機会が多いです。そんな方から聞く意見として麻雀店に入るのが怖かったという意見を聞くことがとても多いです。そのため、そういった方が少しでも麻雀店に入りやすいように情報発信をしていくこと。こういった活動を日々コツコツと続けて、新規層がたくさん入ってくる業界にしていきたいです。

小出プロ:「すべてのジャンルはマニアが潰す」 こういっていたのは新日本プロレスの親会社ブシロードの社長木谷高明氏です。麻雀界もコアなファンの方を大事にすることはもちろんですが、ファン歴が浅い人を取り込んでより成長していきたいですね。

ファンへのメッセージ

ーでは最後に。麻雀ポータルは、若い読者も多く見ています。若い読者もふくめたすべてのファンに向けてのメッセージをお願いいたします!

小出プロ:世界一面白いゲーム「麻雀」に出会ってくれてありがとうございます! 今はネット麻雀で気軽に楽しめる時代です。

小出プロ:ただ、リアルの麻雀に触れるとさらに面白さを感じること間違いなし! 私が働いているベルバードではリアル麻雀デビューを全力で応援しています。お気軽にお越しください!

小出プロ:ベルバードで特に力を入れていることの1つに初心者体験会があります。 麻雀パイ(牌)を触ることが初めての人からリアル麻雀をさらに慣れたい人などなど様々な人が一緒になってゆっくりと麻雀を打てる、そして何でもスタッフに聞けるというイベントとなっています。 私はこちらのイベントにスタッフで入ることが多いです。 土日、平日色々な日程を組んでいますので参加しやすい日を見つけて是非お越しください!

ーすばらしいインタビューになりました。ありがとうございました!

小出プロ:こちらこそありがとうございました!

うなにーにゃ

ーあ…!忘れてました。最後に、X(旧Twitter)に書かれている「うなにーにゃ」について教えて下さい!

小出プロ:元々プロになる前から使っていたハンドルネームが「うなにーにゃ」でした。大学でスペイン語の授業を受けていた時に発音する時の口の動きが気持ち良いな〜って思った単語があったんですね。それが「Una niña(ウナニーニャ)」。

ーへー!どういう意味なんでしょうか?

小出プロ:「Una niña」は「1人の女の子」という意味です。ちょうどその頃にハンドルネームを探していた事もあって流れでそのまま「うなにーにゃ」になりました。ひらがなにしたのはそっちの方が文字が丸みを帯びていて可愛いと思ったからですかね。最近では「うなにーにゃ」がちょっと長いので「うな」なんて呼ばれることも多いです。

まとめ

今後も「【プロ雀士インタビュー】小出智大(こいでともひろ)プロ【未来のスター】」について、追記していきます。「【プロ雀士インタビュー】小出智大(こいでともひろ)プロ【未来のスター】」について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。

最後まで読んでいただき有難うございました!

\ 楽しい記事がいっぱい! /

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