- よく聞くけど、わかりにくい。「安牌」をバッチリマスターできます!!
- かならず実戦で役に立ちます!
- Mリーグを観るのも今まで以上に楽しくなります!!
安牌=絶対に振り込まないパイ(牌)
本記事では、「安牌=絶対に振り込まないパイ(牌)」と定義します。四人麻雀では対局相手3人すべてに絶対に振り込まないパイ(牌)ということになります。
ということで、「安牌=絶対に振り込まないパイ(牌)」はどんなものがあるのか、続けてみていきましょう!
レベル1:対局相手すべてが捨てたパイ(牌)
上家:
下家:
対面:
基本的な話ですが、捨てたパイ(牌)でロン(栄和)はできません。つまり対局相手すべてが捨てたパイ(牌)(この場合)でロン(栄和)をされることは100%ありません。
ではつづけて見ていきましょう。
レベル2:コクシムソウ(国士無双)が無い状態での4枚目の字牌
たとえば対局相手の捨てパイ(牌)と自分のテハイ(手牌)が以下の様な場合、
上家:
下家:
対面:
とがそれぞれ自分から4枚見えていることになります。2種類以上、19字牌の中で4枚見えているものがある場合、どうやっても対局相手のコクシムソウ(国士無双)は成立しません。
そしてジハイ(字牌)でロン(栄和)される場合は、コクシムソウ(国士無双)でなければタンキ(単騎)もしくはシャンポン(双碰)以外ありえません。
いずれのパターンであっても対局相手がそのジハイ(字牌)を1枚以上持っている必要がありますが、自分から4枚見えている場合、「対局相手がそのジハイ(字牌)を1枚以上持っている可能性」がありません。
よって、この場合、とが安牌=絶対に振り込まないパイ(牌)となります。
レベル3:カベ(壁)と4枚目の組み合わせ
たとえば対局相手の捨てパイ(牌)と自分のテハイ(手牌)が以下の様な場合、
上家:
下家:
対面:
とがそれぞれ自分から4枚見えていることになります。がカベ(壁)となっていますね。
が4枚見えているということは、や、というシュンツ(順子)でをふくんだアガリ(和了)の形はありえません。
そして、も4枚見えているということは、対局相手が持っている可能性もありません。つまり、タンキ(単騎)もしくはシャンポン(双碰)の可能性もありません。
いずれのパターンであっても対局相手がを1枚以上持っている必要がありますが、自分から4枚見えている場合、「対局相手がそのを1枚以上持っている可能性」がありません。
以上よりがアガリ(和了)の形になることはなく、この場合は、が「安牌=絶対に振り込まないパイ(牌)」となります。
レベル4:合わせ打ち
直前に上家がを捨てた場合、は、上家、下家、対面すべてに安全なパイ(牌)となります。
上家:
下家:
対面:
上家にフリテン(振り聴)となるのは当然ですが、下家、対面もこのタイミングでは上家がを捨ててからまだ1度もツモ(自摸)をしていないため、同順内フリテン(振り聴)となるためです。
上級者同士の対局の場合、トップ目からの「山越し」とよばれるピンポイントのロン(栄和)を狙ってくることもありますが、それすら上家の捨て牌に合わせて捨てれば無効です。
安牌に実戦で気づくコツ
- カベ(壁)などの基本知識をマスターする
- 実戦で自分から見て、それぞれのパイ(牌)が何枚なのかを常にチェックする
この2つができれば、安牌に実戦で気付ける様になっていきます!
まとめ
本記事では「安牌=絶対に振り込まないパイ(牌)」のなかでも基本的かつ実戦でよく出てくるものについてピックアップしました!
今後も「【Mリーグ観戦を楽しくする】安牌について徹底的に考えよう!」について、追記していきます。「【Mリーグ観戦を楽しくする】安牌について徹底的に考えよう!」について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。
最後まで読んでいただき有難うございました!
\ 楽しい記事がいっぱい! /