- 瀧野翔平(たきのしょうへい)プロの知られざるエピソードが読めちゃいます!
- プロ雀士の日々の研鑽。麻雀にかける想いがわかります!
- 「麻雀」がいま以上に好きになります!
はじめに
未来のスターに独占インタビュー!【プロ雀士インタビュー】シリーズ。
- プロ雀士になったきっかけ
- 日々の練習や努力
- プロとしての挑戦と成長
- 試合の準備と戦略
- 他のプロ雀士との関係
- 将来の目標と夢
- ファンへのメッセージ
について、瀧野翔平(たきのしょうへい)プロにお話をうかがいました!
参考記事:麻将連合選手プロフィール
プロ雀士になったきっかけをおしえてください!
麻雀との出会い
はじめまして!麻雀ポータル編集部です。堤文聡プロからご紹介いただき、インタビューさせていただける運びとなりました。お受けいただき本当に嬉しいです!本日はよろしくお願いします!
瀧野プロ:こちらこそよろしくおねがいいたします!
ーではさっそくですが、瀧野プロが麻雀をはじめた頃のお話。きっかけをお聞かせください!
瀧野プロ:麻雀にいちばん最初にふれたのは高校1年生のときです。文化祭の時に友達が麻雀パイ(牌)を学校に持って来ていて、友達にルールを教わりながら打ったのを覚えています。
ーなるほど。高校生が初めて麻雀にふれる。自然な感じのファーストコンタクトだったんですね。
プロ雀士を目指した理由やきっかけ
ー高校を卒業されて、プロ雀士になられたのが29歳。プロ雀士になろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
瀧野プロ:RTDリーグ(ABEMAで放送されたトップ雀士たちのリーグ戦。のちのMリーグ開催のきっかけとなった)を見たのが最初のきっかけだったと思います。
瀧野プロ:大学に入ってからも変わらず友達と麻雀を打ってはいたのですが、そんな中、思いがけず見たRTDリーグ。そこで繰り広げられる闘牌に衝撃を受けプロの世界に興味を持ちました。麻雀プロの対局を見るのは初めてだったのもあって、当時の驚きと感動はいまでもおぼえています。
瀧野プロ:そこから段々と「自分より強い人達とリーグ戦やタイトル戦で打ってみたい!」という思いが強くなり、プロ雀士になる決意を固めました。 小林剛プロに憧れていたので、プロ団体に入るのであれば小林剛プロの所属する麻将連合にしようとも決めていました!
日々どんな麻雀の練習をしていますか?
毎日の麻雀ルーティン
ー瀧野プロがやられている、麻雀に関するルーティンとしてはどんなものがありますか?
瀧野プロ:「麻雀教室の講師」です。生徒さんからの質疑応答で、自然と何切る&点数計算を無限にやっているのでそれが自分にとっても日々の練習になっています。
ーどんな教室の講師をされていらっしゃるんですか?
瀧野プロ:ご年配の女性を対象とした教室です。 団体の先輩から声をかけて頂き講師をやり始めました。 本当の初心者の方からある程度経験のある方まで幅広く在籍されているので、その人がどんなことを求めているのかを考え、一人ひとりに寄り添ったサポートをするようにしています。ご興味をもっていただけた方は僕の X へ DM いただければと思います。
ープロも「講師経験が自分の知識整理にとても役に立つ」とおっしゃていました。自分の言葉で知識を言語化するというのがとても大切なんですね。
瀧野プロ:そのとおりです!
麻雀スキル向上のための具体的な努力や取り組み
ー毎日の麻雀ルーティンのほかに、麻雀スキルを向上させるため。どのようなことをされていらっしゃいますか?
瀧野プロ:主には
- 麻将連合に所属する先輩の放送対局を見る
- ネット麻雀で対局し、その牌譜をAIにかけてどこが違うか検討する
- 戦術本を読む
の3つです。
プロ雀士としてのチャレンジ&成長!
これまで一番のチャレンジ
ープロ雀士として活動する中で一番の「チャレンジ」は何でしたか?
瀧野プロ:今年(2024年)のBIG1カップで初めて本選に出場したのですが、プロになってから初めてMリーガーや他団体のAリーガーと同卓することになりました。 それがプロ雀士として一番の「チャレンジ」でしたね。
ー超強豪との対局…。これは間違いなく「チャレンジ」ですね!!
チャレンジを乗り越えたエピソードや気づき
ーでは、「Mリーガーや他団体のAリーガーとの対局」という「チャレンジ」をどうやって乗り越えましたか?
瀧野プロ:まず、気持ち負けしないことを意識しました。 その上で今持てる力を全て出し切れるよういつもより集中して対局に臨みました。
ーなるほど。「Mリーガーや他団体のAリーガーとの対局」が目の前にいたら、たしかに普段と同じ打ち方ができなくなってもおかしくないですものね。そして、まずは結果ではなく今できることを全部やる…。とても勉強になります!
対局準備&魅せる意識
公式試合前の対局準備やルーティン
ー瀧野プロは、どのような準備をして麻雀の公式試合にいどんでいますか?
瀧野プロ:僕は、起きてから頭が回り始めるまで人より時間がかかるみたいです。ですのでいつもより少し早めに起きることを心掛けています。
ー早く起きる。これもひとつの体調管理なんですね…。
対局中ここを魅てほしいというポイント!
ー特に意識している麻雀の戦略やプレイスタイルはありますか?
瀧野プロ:そうですね…。昔はよく鳴いていたのですが最近は鳴く回数が減ってきたので、今は特筆するようなプレイスタイルは無いと思います。
ー成田裕和プロも麻雀の究極は「型がないこと」とおっしゃっていました。こだわりが強すぎるのも良くないのかもしれませんね…。
交流&ライバル&仲間!
プロ雀士同士の交流&関係性
ー瀧野プロと他のプロ雀士との交流や関係性について教えてください。
瀧野プロ:堤くん、小瀬くんとはプロになる前からの友達です。3人とも麻雀が好きだったこともあり、その他の友達を最後の1人の枠に据えてよく麻雀を打っていました。
ー以前堤文聡プロ、小瀬聡士プロにお話を伺った際にもそうおっしゃられていました(笑)。最初からプロ雀士を目指されていたのは瀧野プロだけだったとか。
瀧野プロ:そのとおりです!最初からプロ雀士を目指していたのは僕だけだったんです。で、僕が麻将連合に合格したことを伝えると「瀧野翔平がプロ団体に合格できるなら俺らもできるわ(怒)」とか、2人がわけのわからないことを言い始めたのをおぼえています。ですので、2人がプロ雀士になったのは、たぶん僕がキッカケですね。
ーたぶん…というか、お2人ともそうおっしゃっています。間違いありませんね!
瀧野プロ:そういう意味で2人の人生を捻じ曲げてしまったなぁとは思っています。まったく反省はしていませんけど。
尊敬するプロ雀士やその理由
ーでは次に尊敬しているプロ雀士はいますか?その理由も教えて下さい!!
瀧野プロ:小林剛プロです。 麻雀のプロ・専門家としての意識が高く、そこに憧れました。 また、ファンの方への対応も疎かにしないところが素敵だと感じています。
ー小林剛プロは、ほんとうに一人ひとり。ファンの方によりそった対応をしてくださりますよね。以前お会いしたときのことも本当によくおぼえていらっしゃって、わたしも感動した記憶があります。
ーすみません。すこし自分語りしてしまいました。瀧野プロの小林剛プロとの素敵エピソードをぜひ教えて下さい!
瀧野プロ:まだ僕が麻将連合に入る前、雀荘ゲストに入られている剛さんにお会いしに行った時の話です。 ゲストが終わった後、剛さんに麻将連合のテストの過去問について質問しようとしたのですが、他のファンの方の対応で忙しそうにされていたのでそのまま帰ろうと店外のエレベーター待ちをしていました。
ー小林剛プロは人気ものですからね…。
瀧野プロ:するとその姿に気付いた剛さんがダッシュでこちらまで来てくださって。テスト問題について解説して頂けたんです。あれは本当に嬉しかったですね。
目標!夢!
今後の目標や夢についての具体的なビジョン
ー瀧野プロの今後の目標や夢を教えて下さい。
瀧野プロ:直近の目標だとツアーランキング戦(他団体でいうところのリーグ戦)で優勝したいです。 将来的な目標は認定プロとなり将王を取りたいと思っています。
ー「将王」は、麻将連合最高峰タイトルですよね!お話を伺っているだけでワクワクしてきました。
麻雀界に対するビジョンや考え
ー瀧野プロ自身が、麻雀界全体に対してどのように関わっていきたいか。また、将来麻雀界がどうなっていってほしいか。未来へのビジョンを持っていますか?
瀧野プロ:Mリーグの影響もあり、老若男女様々な方からの注目度が上がったと感じています。最近では小学生でも麻雀を打てる子が増えているというのを聞いて、そういった子がもっと気軽に麻雀に触れ合える場所を提供できるようにしたいですね。
ファンへのメッセージ
ーでは最後に。麻雀ポータルは、若い読者も多く見ています。若い読者もふくめたすべてのファンに向けてのメッセージをお願いいたします!
瀧野プロ:僕を通じて少しでも麻将連合に興味を持って頂ければ嬉しいです。 また、全国各地に麻将連合の道場というものがあってアマチュアの方でも点数計算さえできればどなたでも打って頂けますので、もし麻将連合のルールで打ってみたい!という方がいらっしゃいましたら是非ご利用下さい。
ーすばらしいインタビューになりました。ありがとうございました!
瀧野プロ:こちらこそありがとうございました!
まとめ
今後も「【プロ雀士インタビュー】瀧野翔平(たきのしょうへい)プロ【未来のスター】」について、追記していきます。【プロ雀士インタビュー】瀧野翔平(たきのしょうへい)プロ【未来のスター】」について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。
最後まで読んでいただき有難うございました!
\ 楽しい記事がいっぱい! /